オルタネータ! [300SEL6.3 電装]
300SEL 6.3の発電機は、50Aの出力しかありません。
35年前の技術で作られていますので、低回転域での発電量が弱いようです。
当時の定番チューンはプーリーを小さくして回転数を上げていたようです。
オリジナル保持は大切だと思いますが、現代の交通事情に対応させる為に出力UPを図りました。
オリジナルの中身だけを交換してニコイチできないか等、考えましたがハウジングの形状が現代のものとは少々違っていて難しそうです。
電装屋さんのオヤジさんのアドバイスをうけつつ、ブラケットの位置/プーリー位置が同じ他車種から探すことにしました。
W123のディーゼルターボについてたやつが60Aで装着できそうです。
そうなると...W124で使用されているM102/M103エンジン用の70Aが「ビンゴ!」。
左が70A 品でプーリーもVベルト仕様に交換済み
M104エンジンの90Aは、プーリー位置5㎜程出っ張っていて合わずに断念。
#プーリー位置をブラケットの加工で対応させると、後ろ側が当たってしまう(残念)
中古のオルタネータをOH(ベアリングの交換とブラシの交換だけで済んだ良品!)して、
プーリーをVベルト仕様に交換してもらいました。
プーリーはちょい小さめのやつでアイドリング時の発電量を稼いでみました。
#「後で」プーリー比を計算してみよー(笑)
ブラケットはオリジナルの方が大きかったのを幸いにそのまま流用して
スリーブ式のアダプタを旋盤で作成してもらいフィッティングしました
あとは回路図を比べて純正配線同士をジョイントして正常動作も確認済!!
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