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電装はキッチリ純正通りに・・・総括 [300SEL6.3 電装]

購入に際して試乗して気が付かなかった不具合、予備検査後納車されてから気が付いた
電装トラブルを気持ちよく乗るためにもチマチマと直してきました。
回路図の通りに直すわけです。
クーラーとエミッション関係以外の電気回路はこの紙1枚に凝縮されています。
Wireing01.jpg
#掲載してみたものの、これでは読み取れませんねぇ

不具合は、
1.ホーンリングスイッチ部品の不調によるホーン不動から行われた
  純正ホーン配線の切断と回路新設+自動戻り式トグルスイッチ追加。
2.上述ホーン配線と配線色が似ている為に、
  誤って切断されたと思われるシガー ライターの配線
3.ポジション+ウィンカが同一灯火仕様の為、ウィンカ動作時にポジション球を消したかった
  (法規上)のであろうか、間違って切断されたと思われるパーキングライト配線。
4.エアコン配線のカット&新設(配線の状態から診て古い修理後か)。
5.グローブボックス内の照明が無い
6.時計が動かない
7.パッシング操作でハイビームが点灯しない
8.車高調整スイッチ(レバー)を通電状態で操作するとFUSEが切れる。
9.パワーアンテナの配線が燃えた残骸あり
10.ドア連動で室内灯が点灯しない
11.IGNオフ、ドアOPEN時にパワーウィンドの操作ができない。

「1~3」は今回の日本国内の予備検査登録作業での荒行でしょう。
「4~6」は過去の諸行、経年劣化、故障からの対処等の可能性が高いでしょう
「7」はコンビネーションスイッチの故障か配線不良か…?
「8」は車高調整レバー内臓の電気回路に問題ありか、新品パーツを注文する。
「9」は修理された新規配線が適正な容量と配線だったので燃えた配線の撤去のみ。

適宜、バラバラにして直していきました。
Cahos02.jpgCahos01.jpg

1.ホーン修理はステアリング内の接点を調整(2006.JANにUP済)し、後付け配線を撤去してオリジナルの配線を接続。

2.切断されていたシガーライターの配線を接続、
 シガライター本体はサンドブラスト(極小ガラスビーズ使用)で掃除して新品風に。

3.パーキングラインと思われるハーネスは接続するも動作せず、宿題とした。
 ポジション/ウィンカ兼用ランプからポジション機能を分離(2004.NOVにUP済)

4,エアコンはコンプレッサをSD製に交換して、電動ファンと連動(2008.OCT/2009.APRにUP済)。

5,グローブボックス内用の照明ユニットを調達、回路図通りにシガライタから分岐する
 コネクタを作りイグニッション電源を扉スイッチを介して装着
後に、純正の配線を発掘し、追加分岐コネクタを撤去(2009.JUNEにUP済)。

6.時計は計器屋に出して修理、
  んでもこのキンツレの時計、定番の内部FUSEが切れていただけだったのかも。
それだったら自分で直せたな。
  定電圧ユニットから12.5Vを供給して試験するとほとんど狂わない。
  しかし、実車に装着するとバンバン狂う。
  電圧の影響をモロに受けるようだ。
乗っている時間(放置時間)に依っても進み具合が変わるようだ。
  W124(560TE)の時計は数年で1分も誤差が出ないのになぁ。
  調整ネジで何回か挑戦するもピタリとはいかない。
  3端子レギュレータを使い電圧を調整すれば安定化できそうだけど・・・。
取り外されていた時計の照明はアース用のコネクタを作って装着(2009.JANにUP済)

7.コンビネーションスイッチはハンダコテでも当てたのか溶けている部分もあり
 新品に交換。
 パッシング操作での配線を追うとFUSEホルダの部分で配線が端子と分離して
 浮いていた
 これを修理接続すると難なく点灯(2009.MAYにUP済)。

8.車高調整ケーブル一体式のスイッチを新品に交換したら直りました。

9.実は今だ(2009.MAY)撤去していません、同居の配線と溶着したりしているものですから。

10.ドアスイッチを分解して接点を磨いて組み直したところ直りました。
余計な部品(Delayリレー)を注文してしまいました。

11.US並行車は皆そうなのか?
ジャンプされていた配線を外し、遊んでいたコネクタの配線を元通りに戻し、
  純正5極のチェンジオーバーリレーを挿し込み制御。
今時の車のようにキーオフ時でもドアを開けていれば操作できるようになりました(2008.SEPにUP済)。
電気を食いそうなリレーなので整備中などで長時間のドア開けっ放しには注意か。

過去の電気系修正の総括はこんなところかな。
とまぁ、さらっと書けますが、一つ一つの作業は内装を分解しての配線探しから施工まで延べ数週掛ったものや
配線のハンダ付けや、SWのリフレッシュ作業の数時間で終わったものまで。

2009年の残り6か月で、駐車灯が点くように直したいところ。
結局は配線の追っかけがメインの作業なんですが、それが一番大変なんですよね。
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ひらぽん

配線図・・・見ただけで卒倒しそうになります。電気はワカラン。。。ウチの250も不明点多々あれど実害無いので放置中です。地道な作業は好きくない。。。
by ひらぽん (2009-06-09 10:49) 

カブ

でもロクサンは基本部分はこれ1枚に集約なので、現代の車みたいにCD(以前なら少年マガジン)になっているようなものに比べれば...。

回路図は何枚かコピーを取って、追いかける配線別にマーカーで塗っていくのです。
配線色と配線容量で目測がほぼつくのですが、実際には保護チューブに包まれた目的の配線を追いかけるのは大変です。
途中で同じ色の違う線が交差していて違う方向に曲がっていってしまったりして往生することも。
最後にテスターで確認して一安心。
とにかく地道に地道に這いまわるのです。
とわいえ、「問題なし!」でこんな作業は、無縁なのが一番ですよね。

残るは駐車灯の不点灯だけかな...。
by カブ (2009-06-09 12:01) 

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