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謎の電気遮断からの復活 [300SEL6.3 アクセサリ]

後付けのアクセサリ電源は一括で車内に引きこんで、車内のFUSE付き分電盤で分岐しています。
後付けと言っても、こういう車ですので...

1.電圧計
2.パワーアンテナの上下を駆動するリレー
3.ETC装置
4.シガーライター電源用ソケット
の4つだけです。

「4」のシガーライターソケットは、この車のシガーライターソケットはプラス電源の絶縁部分がかなり深くて、今時の電装品が使えない内部形状なので新設しました。
ここにちょいとポータブルナビ電源を挿したり、携帯の充電器に使ったりするわけです。
#純正のシガーライターはタバコを吸わない自分には完全に飾りです。

さて、その引き込み線、普通はバッテリのプラス端子に付けても良いのですが、いかにも後付けしました感が嫌、配線が伸びているのが不細工なんですもの。
なので、純正の電線はオルタネータのB端子に繋がっており、そのB端子は分電盤で繋いでありますので
分電盤から丸端子で共締めにしてFUSEを介して分岐してきました。
物理的にはオルタネータに近くなりますが、回路的には完全等価です。

しかし、先週の日曜日午後、
メーター照明のLED化なんて節電対策をした後で、そのアクセサリ類が全滅していることに気が付きました。
LED化で何か壊した!?

基本の点検。
イグニッションONで、オルタのコーションが点灯、始動で消灯。
空吹かしして2000rpmとか回してもオルタのコーションが点いたりもしませんし、発電電圧も出ています。
ラジオの電源、イルミネーション、ヘッドライト、エンジン始動&運転、クーラー始動...
他の純正回路は全て正常です。
死んでいるのは後付けのアクセサリ類だけです。

直前の作業を疑い、またゴソゴソしてLEDを電球に戻しましたが、改善しません。
テスターで測定すると、電圧は一応出ていて負荷を掛けないと12V取れますが、負荷を掛けると1Vに低下。
イグニッションONでは0Vです。

B端子では、しっかり12V あり、エンジンを始動すれば13Vです。
#正確には12.8Vだの、13.8Vだのですが簡略表現
電源分岐直後の2連FUSE-BOXで電圧を測定してみます。
FUSEの前段、後段、どちらでも電圧は取れますのでFUSE切れもなく、問題なしです。

全く意味が分かりません。
仮設電線でバッテリの+端子からアクセサリの電装品に直接電線を繋ぐと問題なく動作します。
そうなると設置電線の断線?
太い3sqの電線だし、コルゲートチューブで養生してあるし、接触/圧迫等で切れるよう通し方をしたりしていません。

電線単体の導通をチェックしても無問題です。
その時、ふと、FUSE-BOXの電線を繋いである丸端子で電圧を測定してみますと0V!!
FUSEの先では12V!!
FUSE端子で接触不良が起きていたのです。
FUSE-BOX-NG.jpg
FUSE端子はFUSEを抑える部品と、電線を繋ぐ部分をカシメて留めてあるのですが、その間で腐食が進行したのでしょう。
しかし、こんなタイミング良く(悪く)、こんな微妙な症状が出るとは。

FUSE-BOXを新品に交換です。
この40年落ちの当時ものFUSE-BOXは、丸型端子をネジで留めるカッチリ型ですが、今は販売されていません。
仕方ないのでリプレイスされた新品を使います。
こちらは、丸端子でなく、剥いた電線を直接ネジで圧着して押さえ込むだけの型です。
もっとも当時仕様でも同じネジ圧着式はありましたが、ボックスのフタがネジ留め式と厳重なもので、点検作業には面倒なタイプです。
ラジオのパワーアンテナ関係に使われていたケースが多いようです。
新旧を並べればこんな感じです。
FUSE-BOX-NEWandOLD01.jpg

FUSE-BOX-NEWandOLD02.jpg

FUSE-BOXを交換して、配線を作り直して無事解決。
なんか疲れました・・・。
で反面では、完全解決出来て一安心+満足感&達成感が嬉しいです。
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