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ヒーターケース調整 [300SEL6.3 空調]

ある冬の日、ヒーターのレバーを操作しても足元にしか温風が出なくなりました。
年末年始の連休中1月3日~4日に時間が取れましたし、やる気も満々なので
きちんとチェックしてみました。

ワイヤーの動きもスムースでフラップの動きにも全く問題がないのですが...、
フラップに付いているはずのスポンジが加水分解により全喪失。
かろうじて形の残って筐体内に落ちているスポンジも触ると粉体になってしまいました。

フラップを開ける分には問題ないです(助手席側)。
Heater-flap-OPEN2012-01-03.jpg

閉じても隙間が...。
Heater-flap-CLOSE2012-01-03.jpg
#細い赤/黄の電線はETC用なので気にしないでください。

密封目的のスポンジ材を失ったフラップを閉じても筐体との隙間が1cm以上あって、
圧損により温風が上部吹き出し口まで届かないと言うわけでした。

耐久性の高いウレタンスポンジを使いたいのですが硬すぎて密着しない可能性が高いです。
DIYセンターにて隙間風止めの幅広スポンジを買ってきました。

スポンジを直接フラップに貼るのは面倒で難しいので、フラップの大きさに合わせて
切り出した耐熱遮熱シートに両面テープをセット。
シートにスポンジを貼り付けておいて一気にフラップに貼り付ける作戦としました。

支点部分は狭く動くので少し隙間を開けて...
おぉ、ピタッと密封されるようになりました。
Heater-flap-CLOSE2012-01-04.jpg

試しにヒーターを駆動してみると正常に機能しております。
この安スポンジがいつまで使えるかは「?」ですが数年は大丈夫でしょう。

運転席側(左側)はフラップの動きが助手席側より大きくて、筐体との隙間も大きく
周囲のみ、枡状に2重貼りしました。
導風板も取り付けました。
Heater-flap-Driverside2012-01-04.jpg

助手席側の導風板は中間部分で折れていたので外してあります。
品番は、108.835.02.35で左側とはシンメトリ形状になっています。
どこかに在庫がなければ、あっても高価なら残骸から造形することにします。

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